Wednesday, June 16, 2021
Home海外FXの特徴・基本資産を守ってくれる!ロスカットとはどんなシステム?

資産を守ってくれる!ロスカットとはどんなシステム?

FXには「ロスカット」と呼ばれる、投資家の資産を守るためのシステムがあります。
資産を守るとはどういう意味なのか、ロスカットについてご紹介します。

ロスカットとは?

ロスカットとはFXの「安全装置」のようなシステムのことです。
投資家が保有するポジションの損益が一定以上になると、すべてのポジションを強制決済(強制ロスカット)し、それ以上損益が増えないようにするシステムのこと。
強制決済という表現では少し不安に思うかもしれません。
しかし決済されていない状態で、損益が増え続けてしまったら大変ですよね。
強制ロスカットはその危険性から投資家の資産を守ってくれているのです。

ロスカットルール

ロスカットルールとは、FX会社が一定間隔で投資家のポジションについて「時価評価計算」をし、その投資家の純資産が「保有するすべての証拠金」に対して「FX会社が定める比率(証拠金維持率)以下」となった場合に、自動的に未決済ポジションをロスカットする仕組みのことです。

証拠金維持率が100%以下になった場合に執行されるFX会社が多い中、80%や50%以下となった場合に執行されるFX会社もあり、証拠金維持率は投資家自身がFX会社を選ぶことで自由に選択できます。
また、証拠金維持率が違う複数のコースが自由に選べるFX会社もありますよ。

どのくらいの資金を残せるのかは、レバレッジや取引数量、FX会社で指定される「ロスカット率」によよって変わるので計算しながら慎重に選びましょう。

ロスカット手数料

ロスカットが執行されたときにが発生する手数料がありますが、基本的に無料が多いです。
有料の場合は「1~10万単位につき500円」や、「一部条件付きの無料」などのパターンがあります。
無料のFX会社を選べば、実際にロスカットになってしまったときに安心ですね。

ロスカットのデメリット

ロスカットのデメリットは「強制的」な部分にあります。
強制ロスカットをすることによってそれ以上の損益がでないことは大きなメリットですが、反対にデメリットでもあります。
どんな場合にデメリットになってしまうのかを解説します。

損益を取り戻す機会を失う

一定以上の損益が出ない確実な方法である一方で、「その損益を取り戻す機会がなってしまう」ということでもあります。
相場は常に変動していますから、損益が増え続けてしまうことがありますし、反対に大きな利益に変わることも十分にあり得ます。
しかしシステムはその先の動きを予測することができないので、再び相場が回復したとしても強制ロスカットした結果は巻き戻せませんね。
「ポジションを決済していなければ利益になっていたのに、ロスカットされたから一定の損益で決済されてしまった」
結果だけみると、強制ロスカットのせいで損してしまったということがわかります。
これが一つ目のデメリットです。

急激な相場の変化で損失が大きくなることがある

二つ目のデメリットは、急激な相場の変化では損益が大きくなってしまうことがあるということです。
相場の動きについて緩やかなイメージを持つ人が多いと思いますが、相場は急激に変わることがあります。
例えば、95円がロスカットのラインのときに、98~96円で動いていた相場が急激に88円まで下がってしまった時はどうなるでしょうか?
95円がラインというのは、95円以下ということですから88円のタイミングで決済されてしまいます。
一つ目のデメリットで上げた内容でも言えますが、この後に再び98~96円まで回復したとしても、ロスカットされた資金は戻ってきません。

ロスカットは最終手段!安定した運用を目指そう

ロスカットは資産を守ってくれる頼もしいシステムですが、取引開始時の設定を間違えると危ういシステムとも言えるので、基本としてロスカットに頼らないようにしましょう。
もしロスカットされたとしても、破綻しない「ロスカット率を設定する」ことと「無理のない資産での運用をする」ことが重要です。

Most Popular