海外FX口座と国内FX口座の大きな違いとして取引方式がDD方式とNDD方式があげられます。
では海外FX口座のXMではNDD方式を採用しているのか?
NDD方式について直接問い合わせたところDD方式の存在も明らかになりました。
本記事では他では知ることが出来なかった、XMの取引方式について追及した内容をご紹介します。
XMはNDD方式で間違いない
XMのHPでは詳細がわからなかったため、思い切って問い合わせました。
すると、XMの取引はNDD方式で間違いがないことがわかりました。
弊社は”ディーリングデスク不在”モデルで運用しております。
NDD方式とDD方式の違いは後程ご紹介しますが、問い合わせに回答していただいた担当の方から、「ディーリングデスクが存在する」という驚きの発言がありました。
ディーディングデスク(DD)が存在する
弊社ではディーリングデスク部門は存在しますが、こちらの部門に所属する弊社社員はお客様の注文執行に一切介在いたしません。
弊社の取引プラットフォームは自動化されたシステムで運用され、すべての注文は弊社の取引プラットフォームにて人的介在なしで自動的に執行されます。さらに、弊社のディーリングデスクの主要機能は、弊社のシステムならびにプラットフォームの円滑な運用を監視することにあります。
DDというのはディーリングデスクのことですから、NDDなのにDDが部門としてしっかりあるというのは驚きました。
しかしコンピューターに全て任せるのではなく、監視としてDD部門があるということでした。
つまり、XMはNDD方式で間違いないということです。
DDとNDDの違いとは?DDは危険?
ではDDとNDDの違いですが、「ディーリングデスク」と「ディーリングデスクではない」それぞれの取引方式には、ブローカーの介入の有無が差になります。
もっと詳しく説明すると、DDではトレーダーがインターバンクで直接取引することがありません。
DDでは注文をブローカーが一旦呑み、ブローカーがインターバンクで取引をします。
そのためブローカーにとって不都合な注文はリクオートさせることが多々あります。
また、表示されるスプレッドはブローカー側の提示するレートなので、インターバンクよりも大きく上乗せされることや、小さくしておいてリクオートばかりになることもあります。
一方のNDDではインターバンク直結で取引することができるため、スリッページはDDよりは確率は少し上がりますが、リクオートもなく、インターバンクでのレートで取引することができます。
DDは危険?悪質な2つの理由とは
DD方式ではブローカー次第でレートや注文の行方が決まるというのは想像以上に危険なことです。
そもそもブローカーという仕事は「利益を出せなければクビになる」と言われるほど厳しい職業で、ブローカーは利益を出すために必死です。
ではそんなブローカーのもとに利益にならない注文が入ってきた場合はどうすると思いますか?
私がその立場なら間違いなくリクオートします。
つまり、都合の良い注文以外はリクオートして排除して、都合の良い注文ばかり得ることができます。
根本的な利益の方向も、NDD方式とは違います。
ブローカーが利益を得るほどトレーダーが損をするような関係性で、ブローカーとトレーダーのゼロサムゲームとなっています。
NDD方式では市場を通し世界でのゼロサムゲームなのに対してですよ。
ブローカーのフィールドでブローカーに勝とうなんて、そりゃあ無理な話です。
他にもDD方式である国内FXの場合は特にサーバーダウンが多く、回復したと思いきやレートがとんでもない金額になっていることがあります。
市場が盛り上がりに合わせてサーバーが落ちるのはFX取引において死活問題に他なりません。
しかも、このサーバーダウンが故意に行われている可能性が否めないことから、信用性に欠けると言われます。
なぜならトレーダーの損失はブローカーの利益になるのですから…
この記事を読んでいる方たちはDD方式の危険性がよくわかったと思います。
気を取り直して、NDD方式についてもっと詳しくご紹介していきます。
一言でNDD方式と言っても、さらに2通りの方式に分けられます。
NDD方式はさらに2つの方式がある
NDD方式はインターバンク直結の取引方式とお伝えしましたが、少し語弊があります。
ブローカーという人間が取引に関係するかしないか、これが大きな違いであり、正しい認識です。
NDD方式の中にも一旦注文を呑む、つまりインターバンク直結ではない取引が存在します。
まず大きく分けてNDD方式にはSTP方式とECN方式があります。
STP方式とECN方式とは?
STP方式とECN方式の分かりやすい違いは「手数料」です。
STP方式は手数料というものがかからない取引で、一般的な取引に使われます。
ECN方式は手数料があり、取引の量により手数料が発生する仕組みで、その代わりにスプレッドが非常に狭く設定されます。
STP方式でのスプレッドとECN方式の手数料は計算してみると平均的に同じ程度ですから、スプレッドがよっぽど広くない限りは大差はありません。
STP方式 | ECN方式 | |
---|---|---|
手数料 | なし | あり |
スプレッド | 広い | 狭い |
注文 | 一旦呑む場合とマーケットに流す場合がある | マーケットでオークション形式でマッチング |
XMの口座 | Standard口座・マイクロ口座 | Zero口座 |
取引方式の向き不向き
スキャルピングなど、分単位・秒単位の取引においては約定力の高さとスピードが命取りになります。
ECN方式はそれに特化した取引方式で、スリッページやリクオートがなく即決済が可能なため、スキャルピングをするならECN方式を強くおすすめします。
反対に、STP方式の口座でスキャルピングをするとスプレッドが広いため損失の方が大きくなりがちです。
STP方式では中長期の運用がおすすめですよ。
もっと詳しくSTP方式とECN方式を知りたい!という方におすすめの記事がこちらです。
海外FX口座「XM」で簡単口座開設
XMの口座開設はとても簡単にできます。
必要書類はたったの2点!
今すぐ口座開設をしてボーナスをGETしましょう。
最大50万円入金ボーナス獲得!XMで本当の低スプレッドを実現する方法
口座開設はこの記事の下部から行えます。
複数口座を開設してリスク回避をしよう
口座開設をするときにはリスク回避も考えましょう。
今ある資金を全て一つの口座に委ねるより、圧倒的にリスクを減らす方法が「複数口座の開設」です。
なぜ複数口座をもつだけでリスクが回避できるのか?
気になるリスク回避方法がこちらです。