短期集中型トレード「スキャルピング」をハイレバで行い、さらに両建てをするとどんな運用になるのか?をまとめました。
安全かつ確実に資金を増やすことは可能なのか?
「ハイレバスキャル」×「両建て」の最強と思われる運用方法についてまとめました。
ハイレバ×スキャルピング×両建ては可能なのか?
ハイレバスキャルはスキャルピングという短期取引をハイレバレッジで行う取引手法のことを表します。
ハイレバレッジがある海外FXの中でも、スキャルピングが禁止となっている口座もあるため、禁止になっていない口座であれば「ハイレバスキャル」は可能です。
また、両建ても同じように、禁止している口座があり、禁止されていない口座なら両建てでの取引が可能です。
つまり、以下の条件が揃えば「ハイレバ×スキャル×両建て」は可能ということになります。
- 海外FXのハイレバレッジ
- スキャルピングができる口座
- 両建てができる口座
ではまずはスキャルピングの基本についてご紹介します。
スキャルピングは短期集中型トレードのこと
FX取引を短期間のうちに完結させる取引手法のことで、デイトレードが1日で完結する取引なのに対し、スキャルピングは数分程度で完結させ、その短い取引を一日に数回から数十回行います。
運用期間が極端に短いため、一つの取引で狙える利益は非常に少額ですが、その小さな利益をコツコツ積み重ねることで、リスクを減らし確実に資金を増やしていくことができます。
また、利益が小さいということは仮に損益の方向に向いてしまっても小さく済むため、ダメージの少ない取引の一つです。
しかしデメリットがあり、スキャルピングは速度重視のためECN口座で取引するのが基本です。
ECNでは取引毎に一定の手数料が発生するため、取引すればするほど手数料がかかります。
ではこのスキャルピングにハイレバレッジに応用するとどうなるでしょうか?
ハイレバレッジ×スキャルピング
スキャルピングでは一度の取引で得られる利益は少ないですが、損益も少ないですね。
ではこのスキャルピングにハイレバレッジを応用すると、どうでしょうか?
もちろん、レバレッジが高いほどに、利益の幅が広がります。
スキャルピングはある程度予測が可能で、自身で損切りの幅を決めるなどのルールを守れる人なら、ハイレバレッジにしてもそこまでの危険はありません。
ではもっと安全かつ、確実に利益を得るにはどうするのか?
ここで注目したのが「両建て」です。
海外FXの両建ては利益しか生まない?
両建てとは、同じ通貨ペア・銘柄のポジションを「買い」と「売り」で同じ数だけ保有することです。
反するポジションを同時に保有していることで、その時点からレートがどんな動きをしても利益と損益が相殺され「常に±0」の状態にすることができます。
実際に100万円の資金で両建てを行うとします。
二つの口座に買いポジションと売りポジションを50万ずつ保有してみましょう。
※細かな計算などは今回は省きます。
口座 | ポジション | 残高 | 収益 |
---|---|---|---|
口座A | 買いポジション | 50万円 | 0円 |
口座B | 売りポジション | 50万円 | 0円 |
ではこの後相場が大きく変動し、100万円分も暴落したとして、その時に決済をします。
すると以下のようになります。
口座 | ポジション | 残高 | 収益 | 決済後 |
---|---|---|---|---|
口座A | 買いポジション | 50万円 | -100万円 | -50万円 |
口座B | 売りポジション | 50万円 | +100万円 | 150万円 |
このような結果になります。
しかし相殺されて利益は±0ではありません。
ここでもポイントは「口座が別」であることと「海外FXのゼロカット」が適応されることです。
まず口座Aのマイナスになった残高はゼロカットが執行されるため口座内は0円にリセットされます。
口座Bは決済完了しているので100万円の利益を受け取れます。
※今回はロスカットについて考慮されていないため、実際の取引では結果はことなります。
ではそれぞれの口座の収益を合計してみましょう。
① 口座Aはゼロカットにより収益0円→資金分-50万円
② 口座Bは利益100万円→もともとの資金と合計して150万円
③ ①+②=100万円
このように両建てをすることによって安全且つ確実に利益を増やすことが可能となります。
しかしこの方法では口座を別にする必要があります。
多くの口座で両建ての規制がある
前述した方法はある意味必勝法です。
どんなトレーダーでも確実に利益を生むことができてしまいます。
利益を得ることに問題はないのですが、重大なのが「ゼロカット」を悪用しているという点です。
そもそもゼロカットとは救済措置であり、リセットされるマイナス残高分はFX業者が代わりに負債を被ることで実現しています。
そのためゼロカットが多いと業者側がパンクし倒産しかねないのです。
そのため両建ては同口座内であることが条件とされることが多く、同じ口座内に有効なポジションが残る限りゼロカットは適応されません。
AXIORYは両建ての規制がないから可能
海外FX口座のAXIORYは両建てについての規制が特にありません。
そのため他社との両建ても可能またスキャルピングに特化したナノスプレッド口座があり今回の検証にはピッタリの口座です。
海外FX「Axioryのナノスプレッド口座」はスキャルピングに向いている!
しかし残念ながらAXIORYと同じ条件の口座を別でみつける必要があり、その実現は厳しいと言えます。
他社のXMは口座内の両建ては可能ですが、他口座との両建ては禁止されており「AXIORY」×「XM」での両建ては不可能です。
※仮に両建てをしても発覚した時点で取引が無効となり、追放される危険性があります。
結論:可能だがおすすめはできない
冒頭でお伝えした通り、条件が揃えば「ハイレバ×スキャル×両建て」は可能です。
しかし、スキャルピングは手数料がかかり、その割には利益は見込めません。
仮にハイレバレッジであっても手数料をカバーできるかできないか程度の見込みになります。
さらにそれを両建てにするとなると手数料が倍かかりますし、両建てでは一方は損失になります。
これでは何のために取引しているのかがわからなくなりますね。
さらに万が一の保険であるゼロカットも適応されないとなるとかなり厳しいかと思われます。
そのため結論としてはおすすめできません。
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